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軽度だったので甘くみてケアを怠り、ひどくなったときだけ薬をぬってしのぐ日々。
20代になってひどくなり、首のうしろが色素沈着で黒ずみ大ショック。流行りの服が着られず、髪型も自由にできず、ひらすら患部を隠し続けました。
31歳で結婚。結婚式という人生最大の晴れの日もカサカサカユカユ。真っ白なドレスを着ても気持ちはブルー、晴れの日どころかトラウマに。
「もうあきらめて、かゆみと生涯共存するしかないか・・・」と思い始めたある日、インターネットの広告で見かけた乾燥肌用クリーム「アトピスマイルクリーム」をお試し購入。
これまでにない使用感が気に入って毎日ぬっていたら、少しずつ肌のカサカサがおさまり、かゆみが出にくくなりました。ぬっている感じがしないほど軽いのに、一日中薄いベールに守られているよう。
今は化粧水も乳液も一切使わず、朝晩の洗顔後は「アトピスマイルクリーム」だけでお手入れ終了。これ以上ないくらいのシンプルケアなのに、今までで一番肌が安定しています。
アトピーでなくても、乾燥・敏感肌に悩む人は多いはず。かゆみ、かぶれ、赤みを繰り返す肌に、子どもから大人まで安心して使える「アトピスマイルクリーム」をおすすめします。
高校生で発症、放っておいたらどんどん悪化! アトピーを甘く見て就活で涙。
今から25年前。高校生の頃、突然腕の内側が赤くなり、強いかゆみが出るようになりました。
はじめは「汗でかぶれたのかな」程度であまり気にしていませんでしたが、じきに表面がブツブツしはじめ、かゆみも強くなっていきました。
特にお風呂に入ったあとのかゆさは狂おしいほどで、皮膚科で診てもらうとアトピーという診断でした。
ステロイド系のぬり薬を処方され、しばらく様子を見ることに。
当時はお医者さんの診断よりも、診断結果を聞いた母の青ざめた顔と、「こんな歳になってアトピーが出るなんて!大人のアトピーは治りづらいらしいよ」というコメントの方が衝撃的で、何だかとてつもなく厄介な病気になってしまった気がしたのを覚えています。
症状がひどくなったら薬をぬってやり過ごしていましたが、20歳を超えたあたりで悪化。首の後ろや目のまわりにもかゆみが出て、赤くかぶれるようになりました。
服や髪が触れるとかゆくて我慢できず、一度かきはじめると血が出るほどかきむしってしまって・・・
特に首の後ろの肌はキメが乱れてかたくなり、カッサカサに乾燥して象の肌みたいでした。触るとザラザラして、白く乾いた皮膚がパラパラと落ち、フケのように襟もとを汚しました。
当時黒いリクルートスーツを着て就職活動をしていたわたしは、「清潔感が第一の面接の場で、スーツの襟もとに白いものがついているなんて・・・」と深く落ち込み、このとき初めて、十分なケアをしてこなかったことを悔やみました。
ガサガサに乾き色素沈着。アトピー肌を隠すしかなく、花嫁ドレスを着ても笑えない。
アトピーになったわたしが当時一番頑張ったのは、患部を隠すことでした。
顔はもちろん、首の後ろがかぶれてひどい状態になっていると、想像以上に人目につくのです。そして必ず「どうしたの、それ!」と驚かれます。それがつらくて。
患部が丸見えになるので、首まわりのあいた女性らしい服が着られません。髪をまとめて結い上げるアップヘアも、うなじが出るショートヘアも無理。
肌への刺激になるのでネックレスなどもつけられず、つくづく女性のおしゃれの楽しみは首から上に集まっていると実感しました。好きなおしゃれが思う存分楽しめない悲しさを、今もよく覚えています。
30歳で挙げた結婚式も、残念ながらブルーな思い出です。花嫁ドレスは首からデコルテにかけて大きく開いたデザインだったので、披露宴の間はずっと患部をさらすことに。
厚めのファンデーションで隠したけれど、人の視線が全部患部に集まっているようで気が気ではありません。「写真を撮ろう!」と言って友人がわたしのそばに立つたびにドキドキしました。
当時はアトピー肌がかなりのコンプレックスで、20代は常に人の目を気にしていました。薄着の季節は特にみじめで、プールも海も温泉もイヤでした。
まさに化粧水信者! 間違った保湿でますますヒリヒリ。
30代になり、皮膚科の先生が書いた本を読んで、ようやくアトピーが虫刺されなどとは全く違う肌疾患だと知りました。
肌の水分が上手く保てないので刺激に弱く、極度に乾燥して表面がカサカサになる…
というのです。
薬をぬれば一時的にかぶれやかゆみはおさまるものの、根本から改善するには、肌の保湿力を高める必要があると知りました。
単純なわたしは「だったら肌にたっぷり水分を与えればいいんだ!」と思い、「肌に良い」「敏感肌にやさしい」などとうたう化粧水を次々に購入。そして肌に飲ませるイメージで、毎日ビショビショになるまでつけていました。
顔はもちろん、首の後ろにも。しみるときもありましたが、痛みを我慢しながらパックをすることも。まさしく化粧水信者でした。
でも残念ながら肌の状態は全く変わりませんでした。「もうあきらめて、生涯アトピーと付き合うしかないか」と思い始めた頃、偶然インターネットで「アトピスマイルクリーム」という製品を発見。

つくっているのは創業160年余の「勇心酒造」。
「どうしてお酒の会社が化粧品を?」と疑問に思いつつも、「ライスパワーNo.11」といういかにもすごそうな成分と、「肌が本来持っている水分保持能を改善する」という宣伝文句に興味をそそられ、お試し購入したのです。
アトピー肌がみるみるなめらか。肌の保水力を底上げしてカサカサカユカユ肌を卒業。
ほんのお試しのつもりで使い始めた「アトピスマイルクリーム」ですが、1ヵ月も経たないうちに手放せないアイテムになりました。
一番変わったのは、肌の手入れにかける時間とお金が激減したことです。
このクリームは洗顔後のまっさらな肌にぬるのが一番効果的とされるので、化粧水はもちろん乳液も美容液も使わなくなりました。せっけん素地100%の白せっけんで顔を洗い、乾燥が気になるところに薄くぬるだけ。
朝も晩も、これだけでお手入れ終了です。熱烈な化粧水信者だったので、最初は化粧水を省いていきなりクリームをぬることにすごく抵抗がありました。でも今ではこのクリームの感触の良さにすっかりハマっています。
とにかくやわらかくてのびが良く、洗いたての肌にスーッとなじむのです。濃厚なのに油っぽくなく、今までに感じたことのない感触。

コスパの良さにも感動しています。インターネットの比較サイトでこのクリームの口コミを見ると、「高い割に量が少ない」「もう少し安ければ」という声が多いようです。
確かにわたしも届いたクリームを箱から出したときは「えっ、こんなに小さいの」と少々ガッカリしましたが、使い始めてみて納得。
ほんの少量で驚くほどのびるので、なかなか減らないのです。わたしはチューブから2~3ミリ出して使っていますが、この量で顔と首の後ろは十分です。
慣れてくると、化粧水をつけないほうがむしろ快適です。肌が一日中サラッとしていて、かゆみや赤みも出にくくなりました。
ザラザラだった首の後ろの肌も明らかになめらかになって。さらにニットが当たってもかゆくならないので、好きなセーターが着られるようになりました。久々におしゃれをする楽しみを感じています。
肌本来の力を高め、おしゃれする楽しさを思い出させてくれた「アトピスマイル」。
女性にとって、肌が荒れ果てて黒ずむぐらい悲しいことはないのではないでしょうか。
高校生でアトピーを発症し、人生で一番輝けるはずの20~30代をアトピー肌で過ごしてみて、そう実感しています。
20代では肌を隠すことばかり考えていましたが、それで何とかなるほどアトピーは甘いものではありません。
アトピーを理解し、自分の肌の状態を知り、積極的な肌改善に取り組まない限り、カサカサカユカユから解放されることはないのです。
かつてのわたしは「アトピー肌に乾燥は大敵。だから化粧水でしっかり保湿するのが正解」と思い込み、化粧水信者と化して、朝晩化粧水を浴びるほど使っていました。お金も手間も、ものすごくかかりました。
でも実は化粧水をつけることさえ、バリア機能が弱まった肌には強い刺激になるのです。大切なのは、外から水分を与えることではなく、自分の肌が本来持っている保湿機能を高めること。
そうすれば高価な化粧水に頼らなくても、肌は自らうるおい、バリア機能を高めることができる。そういう力をわたしたちは生まれながらにもっているのです。
そのことを実感させてくれたのが「アトピスマイルクリーム」でした。薬ではないので2~3日で劇的に良くなることはありません。ですが使い続けるうちに、穏やかにゆるやかに、着実に肌が変わっていくことを実感できると思います。
カサカサカユカユ、赤み、そして極度の乾燥肌に悩むすべての人におすすめします。
ご多分にもれず、結婚生活は「かかぁ天下」です。のんびりした性格の夫と、やんちゃなミニチュアダックスと暮らしています。
趣味は月1回の登山や温泉めぐり、食べ歩きです。アクティブなようで根はインドア派。平日は家にこもり、調べ物や読書をして自分の世界に没頭します。