環境を変えたい!アラサー田舎娘がプロデューサーとの出会いで壁を乗り越えた話

写真提供:田村有樹子さん(ご本人)(写真右)
アコ
こんにちは、アコと申します。2019年の夏に、勤めていた大手電子部品代理店を退職し、思い切ってタイのチェンマイへ渡航しました。
そこでは20年以上塾を運営してきたベテラン講師の元、「英語教育」を中心に学び、現在はライターの仕事をする傍ら、会社員向けの英語教室を開く準備を進めております。
趣味は読書と旅行、好きな食べ物はミスドです。

人間というのはこれまでに出逢ってきた人たちの混合物である

千田琢哉著:『大好きなことで食べていく方法を教えよう

私が好きな本の抜粋です。

私はとある女性との出会いがきっかけで、人生が大きく変わりました。

この一文のように、私の人生は出会った人によって形成されていくんだ。そう思うと、一人一人無駄な出会いはないということが実感できます。

今日電車で席を譲った人が将来の結婚相手かもしれない。昨日喧嘩した友人が、どん底に落ちた時に救いの手を差し伸べてくれるかもしれない。

そうやって何気ない出会いを繰り返しながら、私たちの人生は常に変化している事を、この記事を通して感じて頂けたらと思います。



平凡・安定・幸せなOL生活を送っていた

Photo by アコ in Japan 2019

プロフィールに少し記載しましたが、私は現在ライターとして働いております。今回、クライアント様との出会いのお陰で、この記事を書く運びとなりました。

ライターになる前は、電子部品業界の大手であるM社の正規代理店をしており、商社の事務員として7年間働いておりました。

入社して3年が経つまでは先輩社員に厳しく育てられ、そして4年目以降は新入社員の教育が中心となりました。

5年が過ぎた頃から後輩も手が離れ、平和な毎日を過ごしていました。

納期のトラブルはあったものの、メーカー・仕入先・客先との仲は比較的良好で、社員同士も仕事のフォローを互いにしていました。

周りから見れば、とても理想的な職場環境だったと思います。

そんな中、段々私の中で「物足りなさ」を感じるようになりました。贅沢な悩みと言われてしまうかもしれませんが、温かい環境に退屈を感じてしまっていたのです。

仕事を辞めて海外に行きたい。でも、上司がどう思う?

Photo by アコ in Malaysia 2019

幼少期の頃から、私は海外に対する強い思いがありました。

学生の頃はいつも外国で働くことを夢に見ていました。その思いを抱いたまま社会人になり、いつしか日本で会社員をすることが当たり前になりました。

商社での業務は毎日同じルーティンで、納期管理・電話応対・来客対応・受発注処理の繰り返しでした。経験を重ねるにつれ業務には慣れていくため、5年が過ぎた頃には午前中に全ての仕事が終わっている状態となりました。

そんな日々の中、私は小さい頃から憧れていた海外のことを再び考えるようになりました。

仕事を常に前倒しで終わらせていたため、有休も取得しやすい環境でした。なので、3連休に繋げて休みを取り、近場の国々を周るようになりました。

そして新しい国へ行く度に、「会社を辞めて海外で暮らしたい」と思うようになりました。

ただこの時は、収入・人間関係・役職、これらを手放すことにとても抵抗があり、且つ、大事に育ててくれた上司に、退職の話を切り出す勇気がありませんでした。

田舎娘が勇気を出して東京へ!そこで出会ったプロデューサーとの会話

写真提供:田村有樹子さん(ご本人)

ある日、キングコング西野亮廣さんの著書「新世界」を読み、衝撃を受けました。オンラインサロンのこと、これからの働き方のこと等が綴られており、とても感動したのを覚えています。

その流れで私は西野さんの月額1,000円のオンラインサロンに入会することを決め、ちょうどその頃開催されていた「開運マルシェ」のチケットも購入しました。

そのチケットには特典がついており、イベント後、西野さんがプロデュースした「スナックCandy」に入店できるというものでした。

イベント当日、新幹線で東京駅へ向かい、電車を乗り換え目黒駅に到着しました。

そこから歩いて会場へ行くと、入り口にいきなり西野さんが立っていて、お酒を飲みながら楽しそうに歓談していました。

占いやメイク、食べ物などのブースがいくつかあり、イベント終了後は会場にいた皆で撤収作業を行いました。

そして限られた人数しか入店できないスナックCandyへ移動し、初めて西野さんとお話ししました。オンラインサロンに投稿する文章と同じように、優しく、そして力強いオーラを感じました。

お酒が入り、周りの人とも会話が弾むようになった頃、一人の女性を見つけました。

彼女の名は「田村有樹子」さん。西野さんの著書「新世界」に登場した、「リベンジ成人式」をやり遂げた凄腕のプロデューサーです。

「リベンジ成人式」とは、「はれのひ事件」の被害者たちのために、田村さんが発案した成人式のことです。

私は彼女とカウンターで話すことができ、自分の現状や、田村さんの仕事の話などを交し、短い時間でしたが多くを学びました。

その際に、田村さんに言われた言葉が私の人生を大きく変えてくれました。

田村さん
明日、死ぬかもしれん。このスナックをでた瞬間事故にあうかもしれん。やし、あなたがやりたいことを精一杯やって下さい。

私も、そうやって毎日生きてる。西野さん含め、たくさんの人に感謝して生きてる。頑張って

「仕事辞めます」安定を手放し環境を変える選択をした


帰りの夜行バスの中、私はずっと田村さんの言葉を頭の中で反芻していました。

その瞬間を大切に生きなければ、後悔する事になる。このまま平凡にOLを続けていて、私は満足なのだろうか?

安定を手放す恐怖と、楽しい未来を天秤にかけ、その後、ようやく私は上司に退職する旨を伝えることができました。

ここでは省略しますが、実は最後まで上司は認めてくれないまま、私は会社を去る事となりました。

長年お世話になった職場の皆さんには嘘をつきたくなくて、正直に「海外へ行きたい」と伝えました。結果、円満とはなりませんでしたが、常務が個別に対応をしてくれたおかげで無事に退職する事ができました。

西野さんの「新世界」を読み、田村プロデューサーと会話ができた。それがきっかけで、私は「会社を辞める」という大きな壁を乗り越えることができました。

一見簡単なことのように思いますが、「お金の安定」「心地よい職場」を失うことは大変苦しいものです。しかし、その壁を乗り越えたからこその達成感は、手放した人にとってはとても気持ちがいいものです。

まとめ

写真提供:田村有樹子さん(ご本人)

ある日、本屋さんへ行った。新世界という本を買った。オンラインサロンに入会した。イベントに参加した。スナックへ行った。

そして、田村さんと会うことができた。

最初の行動は至って普通です。本屋さんへは、誰でも行くことができます。そしてどんなシンプルな行動だったとしても、運命を変えるきっかけに繋がることもあります。

田村さんに頂いた言葉も、とてもシンプルです。しかし、その言葉は私にとってはとても貴重で大きな財産となりました。

このように記事を書いている今も、ひと時を大切にし、関わる人を大切にするつもりで真剣に生きています。

今回の記事のために画像を提供してくださった田村さんご本人のオンラインサロンもございますので、興味がある方は入会してみて下さい。

この度は最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。