夢ノートで小さな夢も大きな夢も叶った!毎日書くだけで幸せは引き寄せられる

もも
1988年生まれ、東京都出身で結婚を機に大阪へ。6歳の女の子と1歳の男の子の子育て中の専業主婦。認定エステティシャンの資格を持ちエステサロンでの勤務経験あり。

趣味はカフェ巡り、読書、旅行。何事も楽しむことを目標に日々生活しています。

家事・育児・仕事に疲れ、旦那とも不仲になっていたときに出会った「夢ノート」。

夢ノートを書き始めてから願いは叶うことを知り、幸せを手に入れました。

「育児ノイローゼ」にかかっていることに気づかず、全てが悪い方向へ進んでいた頃

社会人1年目の23歳の時に授かり婚をした私。遠距離恋愛だったため結婚を機に見知らぬ土地での生活が始まりました。

それと同時に初めての家事、妊娠、出産、育児。気づいたときには心が休まる時間がなくなっていました。

気軽に相談できる友達は近くにおらず、唯一の話し相手だった旦那にも八つ当たりをしてばかりで夫婦仲も悪化する一方。

最近よくテレビやインターネットで目にする「育児ノイローゼ」という言葉。今思えば、あのときの私も育児ノイローゼだったのだと思います。ささいなことでイライラしたり、睡眠不足で思考力が低下しマイナス思考になったり、外に出るのも億劫になりました。我が子は可愛いけれど、思わず手が出そうになったことが何度もあります。

世間から取り残されていくような孤独を感じながら生きていました。

そんな中で、外に出るきっかけができます。

私は社会に出てすぐの結婚だったため、貯金がありませんでした。「お金がないから心にも余裕がない」と、当時の私はまだ育児ノイローゼという言葉を知らなかったため、悪循環の原因をお金のせいだと思っていたところがあり、働きに出ることにしました。

「お金が入れば落ち着く」と思って働いたものの、変わらなかった生活と心の問題

子供が5ヶ月になった頃、保育園が決まりました。ずっとひとりで抱えていた育児の悩みが、保育園の先生に相談できるようになりました。

ほんの少しだけ、笑えるようになりました。

これで仕事も決まれば生活も落ち着くはず!と就職活動を始めます。

私が選んだ仕事は、エステティシャン。結婚前と同じ職種に就きたかったのです。

でも、ここでもまた現実に打ちのめされます。

いざ面接へ行くと「子供が熱を出した場合でも欠勤はできませんが他に預け先はありますか?」「平日だけでは難しいです」というような回答ばかりでした。

企業からすれば当たり前の質問でさえもマイナスに捉えてしまい、まるで責められている気分になりました。やっと採用をいただいたときには、嬉しい気持ちよりも尋問が終わったという気持ちの方が強かったです。

そんな気持ちでのスタートですから、うまくいくわけありません。

働いてお金は入りましたが、その分出ていきました。仕事後に夕食を作る元気がなく買って帰ったり、朝コンビニに寄ってついお菓子を買ってしまったり、保育園に行き始めてから子供のオムツやミルク、洋服を買う頻度も増えました。旦那との仲も変わりませんでした。

あれ?こんなに働いても生活は変わってない…
孤独を感じていたイライラはなくなったけれど、「疲れた」が口癖になっている…
このままでは何をやってもだめだ…

と、ここでやっと私の中にある根本的な問題に気づきました。

何をしていても、楽しんでいなかったのです。

たまたま立ち寄った本屋での出会い。「夢ノート」って何?

朝起きて支度をし、子供を保育園に送り、仕事をし、終わればまた急いで帰り家事をやる。そんな淡々とした毎日を必死でこなしていました。このままでは何も変わらないと思いながらも、何をどう変えたらよいかわかりませんでした。

そんなときにふと立ち寄った本屋。私の目に「夢ノート」という文字が飛び込んできました。それはサッカー選手の本田圭佑さん監修の夢を実現するために書く「夢ノート」。

その時は手に取らなかったのですが、なぜだか妙に引っ掛かり家に帰ってから自分なりに調べてみました。

  • 夢ノートは、ノートとペンがあれば誰でも始められる
  • どんな小さなことでも叶えたいことを書き出していく
  • わくわくした気持ちで書く

この3つの条件さえあればできることがわかりました。本当かなと思いながら、藁にもすがる思いで始めてみたのです。

最初は小さなことから書き始めました。

  • 旦那にありがとうと言う
  • 料理のレパートリーを増やす
  • 子供とユニバーサルスタジオジャパンに行く

文字にして書き出してみると不思議なことに、意識が傾くのがわかりました。

そうです、私は旦那に「ありがとう」と言うことさえできていなかったのです。

毎日の料理もメニューが偏り、作るのが億劫になっていました。「ユニバーサルスタジオジャパンに連れて行って」と言う子供に対して、お金がないことを理由にして向き合っていませんでした。

今までの悪循環や楽しくないという気持ちは、自分の意識が作り上げていました。

これだ、とやっと答えを見つけ出せました。

当たり前の日常が幸せだと感じられるようになった

夢ノートを始めた当初は「楽しまなきゃいけない」と思ってなかなかうまくいきませんでした。

私は夢ノートを寝る前に毎日書くようにしました。そして、夢が叶っていることを想像しながら寝ました。そうすることで自然と気持ちよく朝を迎えられます。

朝一番の「おはよう」の声が明るいと、家族も明るくなります。

本当はたったそれだけのことで世界が彩り、幸せを感じられるのです。

そのことを知り、もう既に幸せを掴んでいるという意識で書き始めてからはひとつずつ願いが叶っていきました。

自分次第で幸せは引き寄せられる

私が叶えたことの中には、毎年家族旅行に行く、引っ越しをする、仲良しのママ友を作る等がありますが、その中でも自分でも一番驚いたことがあります。

それが二人目の妊娠・出産です。旦那と顔を合わせることさえ嫌になっていた時期からは考えられないことです。

上の子と下の子の年齢差は5歳。私が暗闇から明るい場所へとたどり着くまでには4年近くかかりましたが、今家事や育児に悩み、生活が楽しくないと感じている方がいれば、まずはペンとノートを持ってみてほしいです。

自分次第で小さな夢も大きな夢も叶います。繰り返される毎日の景色が、かけがえのないものに変わります。