
顔のニキビ、手のあかぎれ、かかとのひび割れ…。そして特に深刻だったのが、からだの傷でした。乾燥した肌には衣服の擦れや入浴でさえ大きなダメージになるんです。
今回は、乾燥肌へのダメージの1つ「入浴」について、私の経験を元に書いてみようと思います。お風呂のお湯の改善が肌トラブルを緩和してくれるかもしれないというお話です。
乾燥肌の私とお風呂
私の悩みは乾燥肌です。肌トラブルに悩み始めたのは小学校高学年の頃からですが、その原因が乾燥によるものだとわかったのは、中学生になってからでした。
症状としては、ニキビやあかぎれ、かかとのひび割れ、そして身体中にできた無数の引っかき傷。特に身体の引っかき傷は大きな悩みでした。
ニキビやあかぎれなどはきちんと保湿をすれば、その都度症状は緩和されていました。でも、身体の傷だけはどうにも、一向に改善する気配はありませんでした。
原因はお風呂のお湯。お風呂に入るとお湯のヒリヒリが肌を刺激して、それが痒くて痒くて掻いてしまう…。入浴後急いでクリームを塗る…。毎日この繰り返しでした。
普段の入浴が私の悩みの原因だったんです。
保湿成分入りの入浴剤も効果なし…(T_T)
そんな悩みを抱えていましたから、もちろんいろいろと対策はしていました。
お風呂上がりには必ず保湿クリームを全身に塗っていましたし、日中も気がついたときにクリームをこまめに塗るようにしていました。
肌の刺激になるような素材の服はできるだけ着ないようにしていましたし、お風呂には保湿効果のある入浴剤を入れていました。
でも、症状は改善しません。
ここに挙げたすべてがうまくいかなかった訳ではないんです。保湿クリームを塗ったり、服の素材を気にかけることは、一定の効果がありました。
ただ、保湿効果のある入浴剤を使っても、お風呂のお湯のヒリヒリは取り除くことができなかったんです。
保湿=お湯のヒリヒリを緩和する、というわけではないんだということに気づきました。
ヒリヒリの正体は「塩素」。救世主との出会い

たまたま大学の友人にこの悩みを話す機会があり、その時に友人が教えてくれたのが、私の救世主「おぷろ」です。
「おぷろ」とは、浄水器メーカーが開発した入浴剤で、水道水中の塩素を除去することでお湯ざわりをなめらかにしてくれる、というものです。その友人も使ったことはないとのことでしたが、物は試し、1度使ってみることにしました。
「おぷろ」は入浴剤なのでお湯に溶かして使用します。
お湯に浸かってちょっと感動しました。いつものヒリヒリした感じがない!確かにお湯が柔らかくなって、ずっと浸かっていても痒くなることはありませんでした。
「おぷろ」には塩素除去だけでなく、保湿効果のある成分も含まれているため、お風呂上がりに突っ張るような感じもありません。
「もり」「うみ」「みつ」「くも」「あわ」「はな」の6種類の香りがあるのですが、それぞれほんのり香る程度で、入浴中とてもリラックスできました。
価格は1つ\200くらいで、疑心暗鬼で購入した私でしたが、この使用感にとても満足でした。
毎日の入浴に「おぷろ」。娘も一緒に楽しめる
「おぷろ」を使って、大きな悩みだった身体中の引っ掻き傷は改善されてきています。
もちろん、「おぷろ」を使っても乾燥肌という肌質が改善されるわけではないので、日頃のケアは欠かせません。今も、保湿クリームでのケアと着る服のチョイスに注意することに加えて、入浴の際は「おぷろ」を使っています。
毎年秋冬は鏡で自分の体を見るたびに憂鬱な気分になっていましたが、最近はそんな悩みがあったことを忘れているくらいです。
ちなみに、この「おぷろ」は赤ちゃんにも使えるので、私と同じ乾燥肌気味の娘も「おぷろ」を入れたお風呂を毎日楽しんでいます。
まとめ
今回は私の経験から、お風呂のお湯が与える肌へのダメージについて書いてみました。
一口に乾燥肌と言っても、その症状も原因となる事象も人によってまちまちです。ケアの仕方もその人によると思います。
ただ、もし私のように、保湿ケアしているのに肌の痒みがひかないとか、お風呂に入るとヒリヒリして痛い、痒い、といった悩みを抱えている方がいらっしゃれば、ぜひ1度この「おぷろ」を試してみてほしいなと思います。
お風呂のお湯を改善することで、その肌トラブルも緩和できるかもしれません。
1歳の娘の子育てに日々奮闘中の310aiです。
大学卒業後、3年間飲食店で店長をしておりました。
出産を機に退職し、現在は専業主婦です。
店長時代は従業員とのコミュニケーションが悩みの種でしたが、
今は言葉の通じない娘との毎日に四苦八苦しております(汗)