夫が無視する原因なんて探さなくていい!まずは自分が自分を幸せにしょう。

出典元:http://madame.ayapro.ne.jp
mimo5
1980年生まれ。千葉県在住の女です。
6年前に結婚しましたが、色々あって現在は一人暮らしをしています。
30歳を過ぎていたこともあり、焦った私が強引に不妊治療を進めた結果、「もううんざりなんだよ」の一言とともに、夫が口を聞いてくれなくなりました。

それまで人から無視をされたことがなかった私はどうしていいのか分からず、でも夫と話し合いも出来ず、どんどんと追い詰められていきました。

そして、ついには仕事中にも涙が自然と溢れてしまうほど心が折れてしまったのです。

このままでは耐えられないと思った私は家を出て、現在は一人暮らしをしています。

そんな中、たまたま観た映画「マダム・イン・ニューヨーク」で、自分を追い詰めていたのは自分だと「自分を幸せにするのは自分」であることに気づくことができました。

今、夫婦問題で悩んでいる人の少しでも力になれたらと思います。

私は女としてダメなんだ。やっぱり愛されなかった。


「お前の笑った顔は可愛くないから人前で笑うな!」

「○○ちゃんは出来るのにお前は、なんで出来ないんだ」

厳格な父からそう言われてきた私は、大人になってもとても自己評価が低く、結婚の理由も「こんな私と結婚したいという人は、この人以外にいないだろう」というものでした。

夫はとても優しく本当に幸せでした。

そんな結婚生活を過ごしていく中で段々と父親に愛されたかったという蓋をして忘れていた気持ちが、なんでも受け止めてくれる夫に重なったのか、私はともて我儘になっていきました。

また当時私は常識にしばれていて「○○歳までに産まなければいけない」という焦りがあり、夫の気持ちに寄り添わず強引に進めてしまい、夫に愛想を尽かされてしまいました。

「大事な夫を怒らせてしまった自分」

「やっぱりこんな私のことなんて誰も愛さないんだ」

自己嫌悪で自分を責める毎日が続きました。

愛され妻を目指し努力をするほどに夫との状況が最悪に。


自己評価が低い私は上手くいかない理由は全て自分が原因だと考えました。

夫が望んでいるような妻になるために、こんな自分ではダメだ!変わらなければ!!生まれ変わらなければ!!と必死になって、本、ブログを読みあさり、セミナーやオンライン教材、カウンセリングも手当たり次第受けまくりました。

ありとあらゆる情報を入手して、料理や洋服、笑顔の作り方、声のトーンまでも変えて夫に接するようになりました。

今、考えるとかなり不自然なことも多く笑ってしまいますが、当時は必死でとても真剣に取り組んでいました。

でも私の努力とは反比例するように、頑張れば頑張るほど夫との溝は深くなっていったのです。

心が折れて別居へ。


ついには夫が家に帰らなくなる日が続き、夫との修復が無理だと理解した私は家を出ることにしました。

6年ぶりの一人暮らし。それまで夫を中心にしてまわっていた私の生活は一変しました。

夫の態度を気にしなくて済む気軽さもありましたが、「なんでこんなことに」「何がいけなかったんだろう」と自分を責める日々は続きました。

友人や家族と話すことも億劫になり、会社と家を往復するだけの毎日をただなんとなく過ごしていました。休日は何もやる気が起こらず、家にこもり海外ドラマや映画を1日中観て過ごしていました。

そんな中、何気なく観た映画「マダム・イン・ニューヨーク」。この映画との出会いが私を変えてくれました。

自分と同じように自信がない主人公が、徐々に自分を取り戻し自信をつけている姿に背中を押されたのです。

私を幸せにするのは夫でなく私。そんな当たり前のことに気づく出会い。


絶望に押し潰されそうな時に何気なく観たこの映画に私の心は救われました。

映画では、自分に自信がなく夫にも子どもにも馬鹿にされていた主人公の主婦が、姪っ子の結婚式に出席するために単身ニューヨークへ行くことをきっかけに成長していく姿が描かれていました。

いたく感銘した私は心に刺さった下記のセリフを翌日から毎朝、自分に言い聞かせるように唱えて、自分の中に染み込ませていきました。

You have to help yourself
Nobody can help you better than you

(いき詰まった時こそ)自分で自分を助ける時。
自分を助けることが出来る最良の人は自分。

出典:マダム・イン・ニューヨーク

この映画に出会えたことで、別居がマイナスだと思わなくなりましたし、自分の人生に対する捉え方も変わり、自分が自分を幸せにするんだ、と強く覚悟をすることもできました。

まとめ


結婚はとても喜ばしく素敵なことです。ですが結婚は幸せのゴールではありません。

当時の私が感じていた寂しさの原因は夫に無視をされていたことだけでなく、私が私をないがしろにしたまま結婚したことが、一番の原因だと今は思います。

自分のことを愛していたならば、夫からの愛情も素直に受け取れたでしょうし、世間体を気にしての強引な不妊治療もしなかったと思います。

結婚生活に悩んでいる人は一度「マダム・イン・ニューヨーク」を観てください。きっと前向きな気持ちになれると思います。

夫の機嫌は夫のものであるように、あなたの機嫌もあなたのものです。だからこそ無視する夫に振り回される必要もないですし、無視される原因を探さなくてもいいんです。

夫のことは一旦ほっといて、自分自身を幸せにすることだけに集中してください。一緒に幸せになりましょう。

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