自分が嫌い…人の顔色を伺うばかりだった私が、変わったきっかけは「菌」でした。

Osami

1989年生まれ、東北出身の女です。現在、一児の母をしています。
昔は本当に根暗で、恋人もできないほどでしたが、発酵食品と出逢って人生が変わりました。
好きなことは美味しいご飯を食べることです。
最近は毎日の料理に発酵を取り入れるほどの発酵オタクです。
Osamiの朝は、糠と醤を混ぜることからはじまります。

私は、昔いじめられたことが原因で自分に自信が持てず後ろ向きな性格でした。何をやってもオドオドしていて、いつも人の顔色をうかがっていました。仕事でちょっとしたトラブルがあるだけで、自分を責めて、何度も「もう消えてしまいたい」と布団の中で思っていました。

そんな私に、変わるきっかけをくれたのが「発酵食品」でした。

最近は「菌活」という言葉があるくらい、発酵食品がブームですよね。

私もその流行に乗って、菌活をしてみたら、自分がガラッと変われました。私と同じように自分が嫌いな人、でも変わりたい!そんな人に届けばいいなと思います。



私なんて生きている価値ない、他人にも自分にも愛されない毎日

小・中といじめが原因で不登校児だった私は、自己価値がとにかく低い女性でした。なんとかかんとか高校を卒業し、無事に社会人になってもそれは変わりませんでした。

仕事で少しミスをすればその日の夜は眠れず、何度も「隕石が降ってきて会社が消滅しないだろうか?」という無駄な妄想を繰り広げていました。

生きている意味が見いだせない毎日

他人の顔色の変化に敏感で、どうやったら嫌われず、平和に過ごせるか?ということを必死に考えながら生きていました。
そういう精神状態だったので、休みの日はただただ体を休める日々。

何か没頭できる趣味があるわけでもなく、恋人がいるわけでもない私は、最低限の家事をこなして、あとは泥の様にひたすら眠っていました。

日々に充実感などまるでなく、こうして生きていることに何の意味があるのだろうか?と自問自答したこともありました。

同じ人間なのに、どうして私はダメ人間なんだろう

そんなある日。
高校の友人の結婚式に参列する機会がありました。

パートナーと見つめ合い、最高の笑みを浮かべている友人を見て、心の底から「うらやましい」と思いました。同じ人間なのに、どうして私はこんなにもダメ人間でなんだろう。

私も幸せになりたい!私も、人生を楽しみたい!
ストレートに湧き上がる気持ちがありました。

変わりたい!の想いだけが先走り、また自分を嫌いになる

変わりたい!変わってやるんだ!
では、どうすれば変わってゆけるのか?
とにかく、今までとは違うことをやってみようと思いました。

ジョギングを始めても三日坊主

本当にいろいろやってみました。
例えば、それまでまったく運動をしていなかったのでジョギングをしてみました。

久しぶりに冷や汗以外で汗をかけたのが、気持ちよかったです。

しかし、筋肉痛を理由に三日坊主にも至らずやめてしまいました。

自炊を始めても続かない

また、食べることが好きだったのでおいしいご飯を作ってみようと思いました。

自分の料理スキルが理想と見合無かったけれど、無心に何か作ったり、出来上がるのを待ったりするのが楽しかったです。

しかし、残業が多い職場であったために毎日台所に立つことは難しく、はじめこそ楽しめたものの、いつの間にか以前と同じ日々に逆戻りしていました…。

変わる!って決めたのに、何一つやり遂げられない自分が、本当にクズに思えました。

何気なくすすめられた、甘酒のおいしさに感動!

そんなある日、私は年末年始のお休みを利用して、実家に帰省をしていました。

その時、母から発酵食品がすごく体に良いという話を聞きました。

手作り甘酒の衝撃

話半分で聞いていた私でしたが、手作りの甘酒を飲ませてもらった時に衝撃を受けました。

砂糖が入ってないのに甘い…!しかも、美味しい…!そして健康にいいの?!

作り方を聞いてみると、材料を混ぜて、炊飯器で保温しておくだけということでした。

甘酒を始めると身体に変化が

自宅に帰った私は、早速甘酒を作ってみることに。
初めてにもかかわらず、見事においしい甘酒ができました。

母に教えてもらった通り、吸収率が一番よい朝にそれを取り入れることにしました。

すると、一週間ほど続けたら、体に変化が出てきました。

頑固だった便秘が少し改善されたのです。

後ろ向きな私に光が

これは、私に合っているかも!と、自分でも発酵食品のことを勉強してみることにしました。

学ぶ中で、腸内環境を整えると、思考にまで良い影響がもたらされるということを知りました。

後ろ向きで、自分が嫌いだった私に、少し光が見えた瞬間でした。

失敗だらけだった自分変革が、少しずつ前へ

そこから発酵食品を毎日の生活に少しずつ取り入れていきました。

初めのうちは、ただ甘酒を毎日飲むようにしました。

自分の体を大切に出来るようになった

しばらくすると、今度は、自分の健康にも気を付けるようになってきました。

食べることは、体をつくること。
健康な精神は、健康な体に宿る。

できるだけ、体にいいことを、できるだけ、体にいいものを。

そうやって、自分の体を大切に出来るようになりました。

マイナス思考の私が明るくなった

すると、それまでマイナス思考ばかりだった私が、少し変わったねと周りから言われるようになりました。

前より明るくなったね、と。

自分では意識していなかったので、これは本当に驚きと嬉しさを隠せませんでした。

風邪を引かなくなった

また、以前は四半期に一度風邪をひいていたのも改善し、逆に風邪をひく方がめずらしくなりました。

自分の健康を気遣うということは、自分の体を大切にする。

つまり、自分自身に優しくしてあげることで、考え方も変わっていったのかなと思いました。

まとめ

現在、発酵と出逢って5年程経ちますが、昔を知っている知人からは別人のようだと驚かれます。

一番大きく変わった点は、他人の顔色をうかがう前に「まず、自分はどう思うか?どうしたいか?」と、自分主軸に考えるようになりました。

まだまだ、至らない点はあるけれど、控えめに言って、人生エンジョイしています!

そんな風になれたのも、発酵食品を通して食の大切さを知れたからだと感じています。

そのきっかけをくれた母や、愛しい「菌」達には本当に感謝でいっぱいです。

腸内環境を整えることで、ポジティブになれるんだとしたら、こんなに簡単なことってないと思うんです。

自分が嫌いで仕方がない…、他人の顔色をうかがってしまう…。でも変わりたい!

昔の私と同じような想いを抱えている人がいたら、ぜひ発酵食品で体を労わってあげることから始めてみませんか?