一人で寂しい…友達も知り合いもいない私を助けてくれたのはツイッターだった

侑芽鋼太郎
1987年生まれ、九州出身の男です。現在、会社員をしています。
移り住んだ街で、以前までは本当に友人も作らず孤独な日々を過ごしていました。
しかし、ツイッターと出会って変化がありました。
好きなことは本を読むことと映画を読むこと。
年末にかけて観たい映画が目白押しで楽しみです。
私は数年前まで、友達も知り合いも一人もいない日々を過ごしていました。

将来を考えていた女性と別れて以来、どのように交友関係を広げていけばいいのかわからず、孤独な日々を生きていたのです。

来る日も来る日も、仕事と家の往復の日々で寂しさに心が辛くなる瞬間が何度もありました。

そんな日々が変わるきっかけになったのは「ツイッター」でした。

色々と問題点もあるSNSですが、使い方によっては新たな交友関係を作ってくれるツールになります。

私と同じように、孤独に悩む方に届くといいなと思います。



恋人に依存する日々のつけが回ってきた


小さい頃から人間関係を作ることが苦手でした。学生時代には友達はいましたが、社会人になってからは交流も次第に途絶えていきました。

勤務先でも同僚と世間話くらいはするのですが、休日に会ったり一緒に飲みに行ったりするような関係を作ることができませんでした。

私は故郷を離れて一人暮らしをしており、住んでいる街も特に私と縁がある場所ではありませんでした。

唯一、当時の私にはお付き合いをしていた女性がいました。私にとっては心の支えでした。

侑芽鋼太郎
友達がいなくても、この人さえいてくれたらいい
その思いで孤独な日々に何とか耐えていました。

しかし、事情がありその女性と別れることになったのです。その後に待っていたのは巨大な孤独感でした。人間関係を彼女だけに依存していたことへのつけが回ってきたのです。

これからどうしていったらいいのか、途方に暮れてしまいました。

ひたすら引きこもり時間を潰すも、さらに孤独感が増す


彼女を失った悲しみと押し寄せる孤独感を打ち払うためにできることを私は考えました。

その結果、とにかく「孤独を悩む時間」を潰すことに全力を注ぎました。

元々、映画や本が大好きでしたので少しでも空いている時間があれば本を読む、映画を観る、インターネットで動画を見る。そうしたことを繰り返しました。

何もしない時間を作らないようにすれば孤独を忘れられると考えたのです。

休みの日もひたすら家に閉じこもり続けました。そんな日は一日に5作くらい映画のDVDをレンタルしてきました。

たくさんの作品を観て、感動したり笑ったりする時間は確かに楽しいものでした。

しかし、それが終わってしまえばまた孤独感が押し寄せてくるのです。

この感想を誰かと話し合えたら。

誰かと一緒に観に行けたら。

孤独を忘れるための行動は、私の中の孤独感を益々強めていきました。

LINEやツイッターを勧められ、使い始める


そんな日々も一年になろうかという時でした。ある日、意を決して社会人サークルの飲み会に参加しました。

私はお酒を飲めず、人見知りも相まってそういった場所はずっと敬遠していました。しかし、閉じこもることに限界を感じてもいたのです。

そこでは当たり前のようにみんながLINEやツイッターを使っていました。しかし、当時の私はそれらを使っていませんでした。

人のいる場にまったく出ていなかったので必要性を感じませんでしたし、勝手に会いたくない人にも自分の番号が登録されてしまうというような噂を聞いて頑なに使用を拒んでいたのです。

そんな私に、使っている人がアドバイスしてくれました。

社会人サークルの人
発信しなくても、電話番号の代わりくらいの気持ちでいいんだよ

抵抗はありました。ですが、もう今までの頑なさではどうにもならないほど私は追いつめられていました。

そしてLINEとツイッターに登録しました。使い始めると、予想していたような不安は一切ありませんでした。交換して挨拶だけをかわす、ということばかりでしたが当時の私にはそれだけでも嬉しかった。

初めはツイッターで発信するつもりは一切ありませんでした。ですが、せっかく登録したのだからと少しずつフォローを始めました。

すると、今まで知らなかった街の色々な情報が入ってきました。

侑芽鋼太郎
こんなに色々なことが街であるんだ!

これまで外のことに一切興味を持たなかった私に少しずつ希望が見えました。

新しい友達ができた


ツイッターをやり始めて、色々な情報を知るようになりました。

そのなかで、本好きな人間が集まる「読書会」というイベントが開かれていることを知り、通うようになりました。

ツイッターでは複数の読書会の開催情報が得られるため、様々な会に足を延ばしました。

何度か通っていると、次第に顔見知りになる方もいました。その結果、その方々と一緒に遊びに行くようにもなりました。

友達ができたのです。

もう無理だと諦めていたもの、自分には絶対にできないと絶望していたもの。

嬉しかった、本当に。

ツイッターをやっていると、次第に自分でも発信したいという気持ちが出てきました。そこで自分が好きな本や映画のことを呟き始めるようになると、少しずつですがフォロワーも増えていったのです。

その結果、イベントに行って初対面だと思っていたらツイッターではフォローし合っていた、という形での出会いもありました。

色々な形の出会いが起こるようになり、私は以前のような孤独ではなくなりました。

まとめ


ツイッターを始めて2年ほど経ちます。

ご縁があり、本当にたくさんの方にお会いすることができました。

以前の私は、孤独感から自分が世界で一番不幸だと思うことさえありました。だけど、人と会い話をする中で、みんなそれぞれに悩みや孤独を抱えていることを知りました。

その思いを知ることで「自分だけが大変じゃないんだ」と考えられるようになり、本当の意味で孤独感が消えたと感じています。

ツイッターをはじめとするSNSは正しく使えば素敵な出会いを人生にもたらしてくれます。

もし人との出会いがないと悩んでいる方がいたら、勇気を出してはじめてみませんか?