高校・大学・会社で人間関係に悩んできた私がおすすめする辛い毎日を一変させる1冊。

チカ

26歳男性。群馬県出身。普通のサラリーマンです。
学校や会社での人間関係の悩みから心理学に興味を持ち始め、本や動画で勉強しています。社会人5年目にしてすでに2回の転職を経験しているダメな奴です!(^^)!笑
最近は時間に余裕ができ、記事を書き始めました。

ストレス社会と言われる現代。高校や大学、会社での人間関係に悩んでいる人は多いのではないかと思います。

私も高校生になった頃からこのような悩みを長年抱えていました

  • 人前で自分をうまく表現できない。
  • 周囲にどう思われているのか考えると不安。
  • 自分に自信が持てない。

そんな悩みを解消し、幸せに生きていく秘訣を教えてくれる1冊を紹介します。

高校・大学での友人関係や親との関係に悩んでいる方。会社で立場が上の人に対して意見を言えない、上司の理不尽な要求に悩まれている方等に特におすすめの本です。



周りにどう思われているか気になり、自分に自信が持てない。

親や友人等、周囲の人達の自分に対する評価を気になりだしたのは、高校で入部した剣道部を、入学3ヶ月足らずで辞めた頃からでした。

入学した高校は、部活動に非常に力を入れていた学校だったので、多くの先生方からダメな奴という評価を受けました。更に親からも、「根性がない」等と言われ続けた結果、劣等感の強い性格となり、結果として人と関わることが怖くなっていきました。

その頃はこのような思いが強くありました。

  • これを言ったらどう思われるだろうか。
  • 嫌われたくない。

その結果、人と上手く話せなくなり、結果として友人も減り、更に劣等感が強くなると言った悪循環に陥っていました。

自分に自信を持てないまま社会人になった結果。

大学を卒業し、自分に自信が持てないまま社会人となり、営業職に就きました。心のどこかで、「年齢を重ねていけば、おのずと人付き合いも上手になっていくだろう。」と思っていて(あるいはそう思いたかった)営業になる事を決めました。

でも現実は厳しく、このような事が日常的に起きました。

  • お客さんと上手く話せない
  • 伝えたいことを上手く伝えられない
  • お客さんとのトラブル

また、上司からのプレッシャーもあり、ストレスから毎日酒を飲むようになりました。

その結果、入社たったの2年で退職しました。

周囲の評価が数字という明確な形で現れる、営業時代の環境は、より私を周囲の評価に敏感で、劣等感の強い人間へと変化させていきました。

「嫌われる勇気-自己啓発の源流「アドラー」の教え」との出会い

そんなある日、ネットショップで面白い本はないかと思い探していると、1冊の本が目に止まりました。

岸見一郎・古賀史健著『嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え』です。

この本には、私が長年抱え続けていた悩みを解決し、幸せに生きていく為の数々方法が書かれていました。

全ては自分の考え方次第

この本の冒頭では「人は変われる、世界はシンプルである、誰もが幸福になれる」とあり、また、「問題は世界がどうであるかではなく、あなたがどうであるか」と述べられています。

つまり、自分の考え方次第で自分が見ている世界は変わり、幸せになることができるというのです。

すべての悩みは人間関係の悩み

更に、「すべての悩みは対人関係の悩みである。」という前提で話が進み、人間関係での悩みを抱えている人に向けた作品であることがわかります。

課題の分離という考え方

この本で述べられている考え方の一つに「課題の分離」という考え方があります。
この考え方は私の人生に大きな変化をもたらしました。他人の評価を過剰に気にすることがほとんどなくなったのです。

自信を持つことができ、人付き合いが苦痛でなくなった。

他人の評価を気にすることが少なくなったことで、自分が劣等感を抱くことが少なくなりました。その結果、少しずつ自分に自身が持てるようになり、人付き合いも次第に苦痛ではなくなって来ました。

また、過去の出来事に対しての考え方も変化し、前向きに物事を考えられるようになりました。

上司も会社での立場に生かされているだけで、所詮は一人の人間

更に『嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え』では、上司との関係についても言及されています。私は転職活動をしていく中で、上司についても考え方が変化しました。

会社にいた時は多くの人に頼られ、必要とされていましたが、いざ会社を辞めてニートになると、当たり前ですが誰からも必要とされることはなく、少し寂しく感じました。

その時に、「必要とされていたのは会社でその立場にある自分であって、自分自身ではない。」ということに気づきました。
同時に「私だけじゃなく上司も、会社と会社での立場に生かされているだけで、所詮は一人の人間だ。」ということに気づいたのです。

それからは、上司や偉い人と話す際も、臆することなく話すことができるようになりました。(私が出会った偉い人のほとんどは偉いのは自分自身だとおもっていましたが(-_-;)笑)

まとめ

私は、私と同じように人間関係で悩み、苦しむ人が1人でも私の記事を読み、少しでも楽になってくれればと思い、この記事を書かせていただきました。

岸見一郎・古賀史健著『嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え』を読んでみてください。あなたの人生がより楽しく、幸せなものになることを心より願っています。