水回りの家事が泣くほど苦手な私を掃除好きにさせてくれたのはゴム手袋でした。

きむんみ
4人の子供(7男.5男.3男.0女歳)をもつアラフォー母、大阪在住です。
生まれも育ちも笑いの町・食の町、大阪です。
今は夫の自営を手伝いながら、華の40代駆け抜けています。
趣味は、夫と仕事と美容とエクササイズ。この約10年間、開業・妊娠出産・子育て・仕事で、目まぐるしく環境が変化しながらも、なんとか人生半分やってきました。
これから我が人生、巻き返しを図りたいと思います(^^)
今回紹介するのは、水回りの仕事が苦手!!な私がたった1つの身近なアイテムで掃除好きになったお話です。

原因さえわかれば、苦手な家事もストレスフリーに!

私は夫からの株もアップしました!

ぜひあなたも試してみてください。

水回りの仕事ってなんだか気持ち悪い!生理的に受け付けない

家事の中でも、排水溝、キッチン回り、風呂掃除が苦手だった私。なんだったら、洗い終わった食器を拭くのも面倒だし、いや。究極洗うのも嫌。

排水溝なんて触るのも嫌、見るのも嫌。とにかく、いやいやいやいや・・・苦手・・・。


とはいえ、私は主婦。自営手伝いとはいえ、嫁であり母という立場。そして息子は3人+娘1人。部屋は1日放置しているととてつもなく汚くなります。

この7年、水仕事も人数に比例して増え、エコが推奨される現代に逆行して毎日紙皿と割りばしで乗り切ろうかを本気で考えた時期もありました。

何が嫌って、気持ち悪いんです。大量のお湯を勢いよく流しながらじゃないと気持ち悪くてできない。義母からは「もったいない」と冷たい視線を送られる始末。

いろいろ洗剤を使い比べてみたものの・・・・

私はなんたって主婦であり母。毎日の水回りの掃除からは逃げられません。

そして私は嫁。きれい好きの夫にも毎日気持ちよく生活してほしい・・・

夫からは「君って掃除苦手だよね」という太鼓判をいただいております。

今まではその言葉に「人にはね、向き不向きがあるのよ」と開き直っていましたが、子供4人となるとその言葉だけでは乗り切れない程、水仕事が増えてきました。


そこで苦手意識を改革しようと奮起。

まず、近所にある某薬局へ行きました。まっしぐらに洗剤コーナーへ。いつもは特売のものしか買いませんが、その日は違いました。

色とりどりに並ぶ洗剤たちを吟味します。自分が一番好きな香りのする食器洗剤を選びます。フラワー系、せっけん系、柑橘系・・・

その時はとりあえず自分が一番癒されたベリー系の香りのする食器洗剤をビックボトルで購入しました。

そして次はスポンジコーナーへ。動物の形をしたかわいらしいスポンジをゲット。

とりあえず形から入ることにした私。自分の大好きな香りに囲まれてなら気持ちよくできるだろうと思いましたが、結果は撃沈でした。

スポンジに洗剤をつけてもみもみと泡立てたところまではテンションMAXでしたが、そのあとカレー皿と対峙した時点で、そのテンションはどこかに吹っ飛んでしまいました。

いつものなれた苦手意識が何事もなく私に寄りかかって、自然と私は眉をしかめてしまっていました。

意外なことから苦手意識を克服

ある日、いつものように炊事をしていた私。その日のメニューはハンバーグと人参サラダです。料理中は手元に集中したいのですが、子供たちは私の状況に関係なく話しかけてきます。

その時私は人参を切っていたのですが、子供に気を取られたその時、「サク・・・・・」。

しまった・・・・・やってしまった・・・・・・。

人参に添えていた左手の人差し指。爪にあたる違和感を感じた時には時すでに遅し。私は左手人差し指を爪ごと削ぎ切りしてしまっていました。

夕食の時間は刻一刻と近づいていました。「今やっているテレビ番組が終われば子供たちはおなかすいたモードに入ってしまう・・・・」

まだ時間が早かったので、指を絆創膏でぐるぐる巻きにして急いで薬局へ。


ゴム手袋コーナーに走りました。

手の小さい私にはゴム手袋は大きく使いにくいものばかりなので、昔から数える程度しか使用したことがありませんでした。

約20年ぶりに訪れたゴム手袋コーナー。そこは私の記憶する景色とは異なるものでした。

サイズはもちろん、ゴムの厚さや、ネイルの有無。水侵入防止のゴム、丈など、まぁマーケットが限定されているもののはまれば即買いのような、メーカーの細かい心配りがみられるではありませんか。

指先を怪我している私が選んだものは、サイズが小さく厚手で水が浸入しにくい丈のものです。

ゴム手袋といえば今まではオペで使うような薄手のほうが使いやすいと思っていましたが、今回は怪我のためやや厚めのものをセレクト。

購入したのは「ファミリー ビニール 手袋 中厚手 指先強化 炊事・掃除用 キッチンSサイズ ピンク

これが、予想を反していい意味で期待を裏切ってくれたのです。

気持ち悪くない!!!!!

なんで??全然不快じゃない。

その時、私が苦手だと思っていたのは見た目でも、においでもなく、「触覚」だったことに気が付いたんです。

食べ残した食材のふにゃふにゃボロボロヌメヌメとした触り心地や、冷たくなった水の水温など生理的に無理だった感触が厚手のゴム手袋でマイルドになり、私は苦手意識を感じなくなっていたのです。

きれいなことって自分を自立させる


よく「仕事はまずデスクの整理から」っていいますよね。(聞いたことありません?)

家事って多岐にわたりますが、生活の中で必須項目である「食べる」に関わる家事はできれば気持ちよくこなしたいもの。

今まで苦手で後回しにしていた台所仕事が、この触覚克服のおかげで見事に気持ちよくこなせる家事に変身しました。

いまでは、コンロ掃除まで毎日積極的に行うようになり、夫から「飲食店でもやるの?笑」と褒められました。

台所がきれいになると、キッチンの隣にあるリビングも「きれいに保ちたい!」という意識が芽生え、居住空間全体を「やらなあかん」感なく、進んできれいに保てるようになりました。

不潔が好きな人なんていない!まずは自分を知ること!


今回のことで、自分が今まで苦手だと思っていたことが本当は一体何だったのか特定することができました。

家事っていやでも面倒でも避けられるものではないし、我慢すればできてしまうものなんですよね。

「なんか苦手」の「なんか」の招待が何なのか、深く追求してみると、意外に簡単に克服できることもあるんですね!

ちなみに今回私が店頭で購入したものは、「ファミリー ビニール 手袋 中厚手 指先強化 炊事・掃除用 キッチンSサイズ ピンク」ですが、HPを見てみるとかなりいろんな種類のものがありました。企業努力!すばらしいです!