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中でも「スーパーに行く時間がない」というのは本当に辛く、毎日夕飯のことを考えるのが苦痛でした。
だからといって休日にまとめ買い、作り置きというのも、料理が苦手な私にとって簡単なことではありません。
娘の離乳食が始まってからはとくに、お弁当やお惣菜だけで済ますことができなくなり、私のストレスもマックスに。
限界を感じた私が色々な方法を試した結果、たどり着いたのは「コープデリ」という選択でした。
フルタイムワーママ、いつスーパーに行けばいいの?
当時の私はフルタイムで働いており、朝8時に家を出て娘を保育園に預け、仕事が終わって18時半にお迎えに行き、帰宅するのは19時という生活でした。
近くにスーパーがないわけではなかったのですが、仕事でクタクタな上に娘を連れて買い物をするというのは至難の業。車はなく電車通勤だったため、買いすぎて重たい荷物と、抱っこをせがむ娘をかかえて家まで歩き、泣きそうになったこともありました。
休日は平日に比べて買い物に行く時間的な余裕はありましたが、平日の疲れとワンオペの辛さで家から出るのもおっくうで、ストレスはたまる一方。
次第に買い物自体がストレスとなり「なるべく買い物に行く回数を減らしたい」と想うようになりました。
ですが「一度に買いすぎると荷物が重たくなって大変」という問題と、そもそもゆっくり買い物できる時間が圧倒的に少ないという現実。
さらに「娘に振り回されながら買い物しなければならない」というストレスが、次第に私の中で大きく膨らんでいったのです。
休日のまとめ買い、ネットスーパー、どれもダメだった・・・
はじめに考えたのはやはり「まとめ買い」です。
荷物が重たくなってしまう問題は、ベビーカーを台車代わりに使うことである程度解決できましたし、そんなに難しいことだとは思っていませんでした。
しかし結婚するまで実家暮らしだった私は、何をどれくらい買えばいいのか、どれくらいの食料が何日分なのか、まったく見当がつかず苦戦しました。それまで日常的にスーパーで買い物をすることなどなかったので当然です。
しかも仕事が終わって帰宅する頃にはクタクタで、家にある食材で何ができるのかを考えることもできません。料理をする気力と体力が残っていないことも多く、結局使いきれずに捨てることが増えてしまいました。
次に当時新しいサービスであった「ネットスーパー」を使うことにしました。
これならまとめて買わなくても、必要になったらその都度ネットで注文して家まで届けてもらえるので、理想的なサービスだと思ったのです。
しかしネットスーパーではいわゆる「買い物かご」に長時間保存しておくことができず、一定時間を過ぎると中身がクリアされてしまいます。
まとまった時間が取りづらかった私は、「ふと思いついたときや時間の空いたときに商品を探して選び、最終的に買うものが決定してから注文」というやり方をしたかったのですが、それができずにモヤモヤ…。
しかも配達時には在宅していなければ受け取れないので、必ず自分か夫が家にいる時間を指定しなければなりません。
何度か使ってみましたが、私には合わないと思い次第に使わなくなりました。
生活が一変!それまで頭になかった「生協」という選択
ある日職場の同僚が生協の宅配サービスを利用しているという話を聞きました。
「そういえばうちの周りでも宅配のトラックを見かけるなぁ」と、それまで意識していなかった「生協」が気になる存在として急浮上。すぐにスマホで情報を集めました。
「ヨシケイ」「パルシステム
」など数ある生協の中から、私は「コープデリ
」を選びました。
他と比べて品数が豊富だということで、たくさんの中から選びたい私にピッタリだと思ったのです。
そして、さっそく入会してみました。
まず届いたのがこのような紙のカタログ。

食料品だけでなく、日用品や洋服、本やCDまであります。
注文方法は、カタログと一緒に届く登録用紙に記入する方法と、スマホのアプリを使う方法があります。もちろん私は断然アプリ派です。
時間のあるときにカタログを見ながらアプリに注文番号を打ち込み、それが買い物かごに保存されます。そして締め切り時間になったら自動的に注文される、というシステムです。
さらに注文履歴から商品を選んだりすることもできるので、カタログを見なくても注文が可能です。
このシステムのおかげでいつでも商品を選ぶことができ、注文のし忘れを防ぐこともできました。
そしてなんといっても一番うれしかったのが、配達時に不在の場合は玄関先に置いておいてくれること!
これが私のストレスを最大限に軽減してくれました。
どんなに仕事で疲れていても、「家に帰ったら食料が届いている」と思うだけで気持ちが軽くなったのを覚えています。
試行錯誤の末、我が家の買い物スタイルはこうなった

はじめのうちは、あれもこれもと色々買ってしまい、スーパーでまとめ買いしていた時のように使いきれないものも出てきてしまいました。
ですがそれも慣れてくれば調整できるようになり、「コープデリで買うもの」「スーパーで買うもの」を区別することで我が家の買い物のスタイルが安定していったように思います。
コープデリでは「重たいもの」「日持ちするもの」「スーパーでは買えないもの」を中心に、スーパーでは「日持ちしないもの」「すぐに食べたい(使いたい)もの」を買うのが基本で、双方のいいとこどりをしている感じです。
またコープデリの「ミールキット」は、帰宅後すぐに調理にとりかかって10分程度でその日の夕食が完成するため、とても便利で助けられました。
ワーママ時代に比べると、現在コープデリで買う品数はだいぶ減りましたが、それでも必ずコープで購入しているものもあります。

- 2リットルのペットボトル飲料(お茶)
- クロワッサン
- 鮭フレーク
やはり重たいもの、しかも常備しておきたいお茶を配達してもらえるのは助かります。
クロワッサンと鮭フレークは娘の好物で、朝食にもおやつにも大活躍です。在庫を切らすと怒られてしまうので、定期的に注文しています。
買い物に行く時間がなくても、必要なものが家に届くというのはありがたいことです。
まとめ
当時の私は家事も育児も初心者で、その上フルタイムで働くというなんとも無謀な挑戦をしていました。毎日を過ごすのが精いっぱいで、スーパーに行く気力・体力・時間のなさに呆然としていたのを覚えています。
「コープデリ」は私の性格や当時のライフスタイルにピタリとはまり、ワーママ時代の生活をしっかりと支えてくれました。
同年代の夫と幼稚園児の娘との3人暮らし。
産後二ヵ月でフルタイムワーママとなるが、マイホームへの引っ越しを期に退職。
家計管理のためお金について勉強中。
趣味は映画・ドラマ鑑賞。