料理を超時短できるアイテム!子供から大人までリードプチ圧力バックが使える

Photo by ちりめんじゃこん in February10.2020
ちりめんじゃこん
生まれも育ちも道産子の、2歳差兄妹を子育て中のアラフォー主婦です。夫、実父の5人暮らし。病院に長く勤めていましたが妊娠を機に退職。
現在は、子育てを漫画で綴ったり、子供の服に自作イラストを貼ったりして過ごすのが唯一の趣味ですが、本当は水中で動き回りたい元・ダイバー兼潜水士です。
独身時代、時間もゆっくり、手間もかけて料理できていた頃とは違い、結婚し子供が生まれ、さらに仕事もしていた私は、「料理にかける時間がない」と常日頃思っていました。

にもかかわらず、家族からのリクエストはやたら手間暇がかかるものばかり…。

色々な調理器具や調理方法を試してもうまくいかなかった私が出会ったのは「リード プチ圧力調理バッグ」でした。

夫から子供のリクエストまで、さらには新しく増えた家族の離乳食にまで使えるオールマイティなこのバッグ。料理時間、洗い物の時間が短縮できて、キッチンに立つ時間が減ったら、前より足腰もつらくなくなりました。

  • あと一品作るのが面倒くさい
  • 長い時間立って家事をするのがつらい
  • よりによって何でこんな時間のかかる料理をリクエストするんだ…

と頭を悩ませている方に、ぜひおすすめしたいアイテムをご紹介します。

時間と手間がかかるものばかりが好きな家族たち


一人目の子供が1歳を過ぎたころでした。

当時、まだ離乳食を卒業したばかりの長男が、特に好きだったものがダシ汁とほんの少しの調味料で煮た「大根の煮物」です。

大根は、そのまま煮ると苦みが出て食べないこともあったため、私は米のとぎ汁で一度下茹でしてから、まただし汁で煮なおす、という調理をしていました。

しかし、下茹でを含めて大根がやわらかくなるまで煮るにはかなりの時間がかかり、冷凍して保存もできないので、1歳が食べるほんの少しの量の大根を、2日に1回は煮込む日々。

時々、煮込んでいるのを忘れてコゲることもしばしば…。コゲてしまえば、また最初からやり直し。

しかも、大根などの煮物は冷えるときに味がしみるので、調理時間が少し遅くなると、ご飯の時間には食べごろではなく、食べてくれないときもありました。

ちょうど同じくらいの時のことです。夫が「体を鍛えるからサラダチキンを毎日出してほしい」と言い出しました。

既製品を買うといっても、毎日では相当な額になります。

なんとか、しっとりしたサラダチキンを家で作ろうと、インターネットで検索して、「しっとり サラダチキン」などのワードでヒットしたレシピを色々試すものの、レンチンではボソボソでおいしくできません。

結果行きついたレシピが、鍋を使っての調理法でした。調味料の付け込みで一晩、加熱から余熱で火を通すまで5時間ほどかかるという、かなり時間のかかるもの。

当時、私を困らせていた二大料理でありました。

なんとか手間暇かけて作るものの、産休中だった私は仕事復帰を目前にしており、「仕事が始まったら、こんなの毎回やってられない。どうしよう…」と思っていました。

すべては時短のため…フライパン、圧力鍋、電子レンジ、すべて惨敗


大根を短時間でやわらかく煮るため、奥底にあった圧力鍋を引っ張り出して調理を開始。

確かに柔らかくなりますが、ものすごく重量があるのと、洗わなければならないパーツが多すぎること、何より、子供一食分の大根を煮るのにこんな大掛かりに準備することに疲れてしまい、すぐにやめました。

大根を冷凍すると味がすぐにしみやすくなると聞いて、冷凍させてから煮込む方法もやってみましたが、どこか違うのか、子供は食べてくれませんでした。

大量に作りだめしても、次の日には食べてくれない始末。結局、毎回、新たに作らなければならないハメに。

鍋だと、お湯を沸かすだけでも時間や光熱費がかかるため、フライパンを使って調理する時短方法も載っていたので試しましたが、火が通っていなかったり、ついコゲてしまったりと、なかなかうまくいきません。

大物の圧力鍋を洗うそのすぐ横、袋に密封した胸肉をグラグラと煮ているコンロを見つめながら、この中に大根を入れたら同時に終わるのに、などと何度も思いましたが思いとどまります。

シリコンスチーマーも試しましたが、どこかシリコンのにおいが気になって不評。

仕方がなく、調理時間が取れないときは、極力うまくいくように時間を調節しながら、レンチンで煮物とサラダチキンを作ることもありましたが、子供はべぇっと口から出し、夫からは「パサパサする」とクレームが入る始末。

夫は既製品で良いとしても、子供はそうはいきません。毎日の料理が、とてもストレスになっていました。

新発売「リードプチ圧力バック」が革命的だった

コンロで使用するタイプの圧力鍋は、どうしても重く、ゴツいため、こうなったら電子レンジ専用の圧力鍋を買うかと考えていた時でした。

たまたま買い物に行ったら、新発売ということで、たくさんの「リード プチ圧力調理バック」が並んでいるのをドラッグストアの店頭で見かけました。

すぐに手にとり、「レンジで圧力鍋的な役割を果たしてくれるのなら」と期待をこめて購入。迷いはありませんでした。

箱の中には、リードがおすすめするレシピ集が入っており、肉じゃがや鶏の照り焼きなど、基本的な料理の紹介がたくさん書いてあります。

ですが、私の頭にあったのはただひとつ「これで大根をやわらかくできるのでは!?」という期待です。

大きさは、Mサイズのフリージングパックと同じくらいの大きさです。

Photo by ちりめんじゃこん in February.1.2020

大人二人分のご飯となると少し物足りないサイズですが、私が使いたいのは1歳の子供のご飯のためです。何の問題もない大きさでした。

このプチ圧力バッグは、レンジで加熱すると、食材から出る蒸気でバッグが膨らみ、プチ圧力をかけながら蒸気が滞留し、加熱できるという仕組みとのこと。

子供の一食分だけ、大根2センチ程度を角切りにして、だし汁とともにバッグに入れてレンチン…すると、本当に10分もせず火の通った大根の煮物が出来上がりました。

ナベもなし、焦がす心配もなし。加熱したバッグを、冷えるまでレンジ庫内で放置すれば、しっかり味の染みた大根が出来上がり、子供も今まで作っていたものと同じ勢いで食べてくれるようになりました。

もしかして…と思い、今度は鶏むね肉を投入。公式にもちゃんとしたレシピが掲載されており、5分程度でおいしいサラダチキンの出来上がりです。

この仕上がりには驚きました。5時間が5分に。しかも、お湯を沸かすナベもいらず、ガスも使いません。

あっという間に完成するという大きなメリットだけではありません。大掛かりな調理器具は一切必要ないので、洗い物がグンと減りました。

レンジ加熱なので、コゲる心配もなく、コンロの前に張り付いている必要がありません。そのため、その間に他の家事ができるようになり、また、ずっと立っている必要がないので腰もつらくならずに済みました。

私を悩ませていた長時間調理のツートップ2品の問題が、同時に解決された瞬間でした。

大人から子供、赤ちゃんの料理にまで何でも使える万能アイテム


それからは、このプチ圧力バッグは私の欠かせないアイテムとなりました。

2人目が生まれてから、ますます時間のとれない時も、かなりの頻度でこのバッグに助けられています。特に、離乳食が始まった娘には毎回と言っていいほど活用できています。

  • かぼちゃやサツマイモなどの野菜を入れて加熱、冷めたころに袋の上から指でつぶせばすぐにマッシュ状に
  • だし汁と炊いたご飯を入れて加熱、しばらく置いておけばおかゆが完成
  • 細かく切った食材をバッグに入れてだし汁や野菜スープを入れてチンすればすぐに柔らかく

何でもかんでも小さく切って、柔らかくなるまで煮なければならない離乳食。初期から後期まで大活躍すること間違いなしです。

私はだいぶ横着な使い方をしていますが、公式サイトには「ベビーフードレシピ」と言ったメニューも載っていて、充実しています。

一方、離乳食を卒業した長男が今お気に入りなのが「じゃがバター」です。

こちらも、小さめのじゃがいもをきれいに洗って、皮ごと袋にIN。さらに少しの塩とバターを投入しレンチンすればあっという間におやつの出来上がり。

サラダチキンの調理ですが、今では、冷凍ストックをして活用しています。

時間のある時や、むね肉の安い時にまとめ買いし、一枚ずつバッグに胸肉を入れます。

お酒をベースに、あとはブラックペッパーやハーブミックス、レモンなど入れ分けて冷凍しておけば、いろいろな味のサラダチキンをストックできる上、冷凍したままレンチンすることも可能です。

袋には、冷凍した日付を書く欄もあり、至れり尽くせりです。

バッグ自体は、やはり大きくはないので、家族3人分のメイン料理を作ることは難しいでしょう。ですが、副菜程度のものなら十分です。ひじきの煮物や煮びたしなど、一品足したいときにも使えます。

5枚入りで300円前後する商品なので、一枚60円程度と考えると、安いものではありません。ですが、調理時間や洗い物の手間、長時間調理の光熱費を考えると十分プラスになっていると、私は感じています。

何より、「またあの時間がかかる料理を作るのか…」と、非常に重かった気持ちがなくなったのが一番のメリットです。

長所と短所を理解して、リードプチ圧力バッグを活用してストレスを減らそう


新発売の時よりも、日に日に公式レシピも増えて、作れる料理のアイディアが広がっています。他の動画レシピサイトとコラボして紹介しているお料理もあります。

洗い物が減る、料理の時間が短くなる、たったこれだけですが、それが毎日の家事がある中で、どれだけ助けられたかわかりません。

長時間台所に立つというのは、意外にとても疲れるものです。

その他、家族からの「美味しくない」的な反応のストレス、鍋やボウルなどの洗い物がたくさん待っているストレス、焦がさないように気を遣うストレス…これらから一気に解放されたのです。

言い過ぎかもしれませんが、レンジがある時代に生まれてよかった。と思っています。

ただし、私の作り方が悪いのかもしれませんが、色々試している中で、「このバッグでこの料理を作るのには少し無理があるな…」という料理も中には存在します。

「やっぱりこれは焼いたほうがおいしいな」と思うものもありました。個人的な意見ですが、プチ圧力バックが得意なのはやはり、「長時間煮込む・加熱する必要がある料理」だと思います。

「この料理は時間がかかるから…」と敬遠しているものも、プチ圧力バッグを使えば、案外すぐにできてしまいます。圧力鍋も必要ありません。

特に、小さい子供を抱えるお母さんや、共働きなどでなかなか時間が取れないご夫婦など、長時間調理が必要な料理でお悩み中の方に、大変おすすめします。

抱えなくて良いストレスから解放されることで、気持ちにも余裕ができるはず。

ぜひ一度お試しいただきたいと思います。