低糖質ダイエットを継続させる鍵となった「ホームベーカリー」

低糖質ダイエットを継続させる鍵となった「ホームベーカリー」
Photo by sari in May 6, 2019
sari
1987年生まれ、怒涛の婚活を経て31歳で結婚。現在夫婦2人暮らし。小さいころからぽっちゃり体型。経験したダイエット回数数知れず。約30年間共にしてきた「ぽっちゃり」との決別を目指し、低糖質ダイエットの習慣化を目指しています。

常に何かしらのダイエットが流行っている昨今。りんごダイエット、スムージーダイエットなど、きっとこの記事を読んでいるあなたも挑戦したことのあるダイエットがあるはずです。

そして現在、巷では空前の「低糖質ダイエットブーム」が起きています。低糖質ダイエットのすごいところは、ただ痩せたい女性だけじゃなく、健康を気にする年配の方や、糖尿病などの病気の方にもオススメしたいダイエットということです。そのため、今や一つの健康法ともいえる地位を確立しています。

そんな低糖質ダイエット成功の鍵は間違いなく「継続」、そして「費用をいかにおさえるか」といった節約方法になります。

今までダイエットの継続が難しく悩んでいた方へ、私の節約低糖質ダイエットの体験談をお話します。

子どものころからぽっちゃり体型、生活自体がぽっちゃり生活

小さいころからぽっちゃり体型。彼氏が欲しくてダイエット、水着が着たくてダイエット、今まで数えきれない程のダイエットに挑戦しました。一時的に成功をおさめることも多かったのも事実です。しかしまた数か月すればリバウンド、いつまでたっても「自分の納得する体型」になれていないのです。

ダイエットは継続が大切、分かってはいるのですが、そもそも「太る生活」をしているから太っているのです。目の前にお菓子があればおなかが空いていなくても食べる。ごはんもたっぷり、おやつもしっかり。少しの距離でもバスや車で移動…考えてみればこんな生活では太って当たり前。まさに「ぽっちゃり生活」と言えます。

こんな生活をしていたのに、ダイエットを始めたからと急にダイエット優等生のような生活に変え、それを続けるなんて体にも精神にもとても負担のかかることです。

私は最近になるまで、そのことに気づいていなかった、というよりその事実から目をそらしていました。そこで出会ったのが「低糖質ダイエット」です。このダイエットは今までの「ダイエット=バランスが崩れても良いから痩せる」というよくよく考えれば不健康なダイエットとは違い、「いかに健康を維持するか」ということに焦点を合わせた画期的なダイエット方法です。さっそく挑戦してみることにしました。

主食を抜くだけで簡単?低糖質商品もたくさんある

低糖質ダイエットは、日ごろ食べている食事から「糖質」を抜くのが基本となります。糖質といえば一番初めに思いつくのが炭水化物と言われる「主食」例えば米や麺、パンなどです。早速私は食事から主食を抜き、他にも「糖質〇〇%オフ」などの食材を買い込みました。

毎食、主食がなくても満足できる量のおかずを作ります。また、バタバタする朝や簡単に済ませたいお弁当代わりに低糖質の「ブランパン」を購入しておきました。この方法で2週間で約2キロの減量に成功し、しかも「我慢」などの精神的負担がなかったため、この調子ならもう2週間でまた2キロ減らせるかな?と前向きに考えていました。

しかし、次に食材の買い出しに行ったときに財布を見てビックリ。思った以上にお金がないんです。ブームに合わせて様々な低糖質商品が登場していますが、そのどれもが通常商品と比較すると「割高」です。一つ一つは極端に高いものではないけれど、このまま食費にばかりお金をかけるわけにもいきません。仕方がないので低糖質ダイエットを一旦中止することにしました。

低糖質商品も割高ですが、今まで主食で補っていた部分をすべておかずに変えるとなると、肉や野菜を買う量も増えます。健康的なことではあるけれど、食費をおさえたいと考えていた我が家にとっては大打撃。貧乏家庭に低糖質ダイエットは無理なのか?と悲しい気持ちでいっぱいの中断となりました。せっかく継続できそうなダイエットに出会えたのに…。

高いなら作ればいい!?思い切ってホームベーカリーを購入

この頃私が一番頼りにしていたのが、ローソンで販売されている「ブランパン」です。

通常のパンと比べると糖質量が半分以下という、低糖質ダイエットの救世主。今は低糖質商品も増え、スーパーなどにも様々なブランパンが置いてありますが、ローソンはブランパンの種類の豊富さが魅力です。シンプルなプレーンブランパンやチョコレートを混ぜたデザート系ブランパン、卵サラダやサラダチキンを包んだお惣菜系ブランパンと、どんなシーンにも合うブランパンが揃っています。

通常のパンは糖質が多いので避けたいけれど、ブランパンならダイエット前と同じ感覚で、しかも罪悪感なく食べられるのが嬉しいところ。しかし、お値段は通常のパンと比べて1.5~2倍程する、やや高価なものです。

たまになら良いですが、私は朝ごはん、お弁当代わりなど頻繁に購入していたため、ブランパン代が大きな出費になりました。

だけど、低糖質ダイエットを再開するのなら、ブランパンは絶対に外せないアイテムだ…と思った私は、ホームベーカリーを購入し、自分でブランパンを作ることを思いつきました。

ホームベーカリーは金額を基準に選び、比較的安価なものをネットで購入。「MK」というメーカーから販売されている、基本機能がつまった初心者向けのホームベーカリーです。

ブランの粉は、「ブランパンミックス」と呼ばれる、ブランパンを簡単につくれるよう既に調合されているものを購入しました。

そしていざ、パン作り!ホームベーカリーに材料を入れてスイッチを押すだけで、食パンが完成します。ふんわり柔らかく、美味しい。一斤の食パンが、約300円で作れる!低糖質ダイエットの壁だった「金銭的負担」に一役買ってくれます。節約しながら低糖質ダイエットをしよう!私の低糖質ダイエットは、ホームベーカリーのおかげで無事再スタートをきりました。

節約低糖質ダイエットで、2か月で-5キロ達成!

低糖質ダイエットを継続させる鍵となった「ホームベーカリー」
(ある日の朝食 ブランパンにトマトソースとチーズをかけて焼いたもの)

その後は「なるべくお米を食べない」、「時間がないときはブランパン」、「節約」という3つのルールで低糖質ダイエットを再開し、現在約2か月経過しました。

体重は-5キロを達成、ウエストも約5センチ細くなりました。

はじめて継続できそうなダイエットで、まさかの金銭面でストップしてしまうという人生初の経験をしましたが、ホームベーカリーを手に入れてからは本当に楽に続けることができました。

最近では、ちょっと凝った「丸パン」や間食用の「一口パン」、夫も喜ぶ「ウインナーパン」なども作ったりして、夫婦で低糖質ダイエットを楽しんでいます。

無理のない「節約低糖質ダイエット」なら、生活として今後も継続出来そう。-10キロが最終目標なので、あと5キロ!これからも楽しみながら頑張ります。

まとめ

低糖質ダイエットを継続させる鍵となった「ホームベーカリー」
Photo by sari in May 6, 2019

辛いことや我慢は、そんなに長く続けられるものではありません。単品ダイエットや過酷な運動を必要とするダイエットは「続かなくて当然」のことです。

低糖質ダイエットはまず、「主食を減らしてみる」ところからスタートできるため生活に取り入れやすく、食事内容を意識することで痩せる生活習慣を手に入れるキッカケにもなりました。

しかし、安易に低糖質商品に飛びつくと、次に待っているのは金銭的負担です。特にご家族のいる家庭だと、食費はなるべく節約したいですよね。そんなときにはダイエットを諦めるのではなく、なんとかして予算内でできるダイエット方法はないか?代替案を模索してみてください。我が家ではホームベーカリーを使ってブランパンを作ることで大幅な節約に繋がりました。

楽しく、無理なく、継続できる方法で。やはりこれが理想の体型への一番の近道だということに気が付く良い経験となりました。