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「このままでは私はダメになる」そう思った私は、「週に一度好きな映画を観る」ことを思いつき実行!するとだんだん気分が上向き、日々笑顔で過ごせる様になりました。
自分が好きなことをしているから、家族の自由すぎる行動も気にならなくなり、人間関係のストレスが減って優しい自分に戻ることができました。
自分も周りの人もしあわせになる、「おひとりさま映画時間」。自分に必要な時間は、どんどん自分で創りだしていきましょう!
私と同じ様に、育児や家事でおつかれ気味の主婦の方に参考にしていただけるとうれしく思います。
育児ノイローゼ のち 引きこもりママ
長男が小さい頃、もう10年位前の話です。当時は主人の仕事が忙しく、「ワンオペ育児」状態でした。
その頃の私は、長男に好き嫌いが多く少食なのは自分の料理がおいしくないからだと落ち込み、きちんと成長してくれるかいつも心配をしていました。
また、長男は無表情で、自分の育児の改善点を探す日々。当時の私は、疲れ切っていたのだと思います。
そんな日々を過ごすうちに私は育児ノイローゼになり、家に引きこもる様になっていました。長男を公園にも連れていくことも困難な状態でした。
そんな自分を許せなくて、私はどんどん悪循環の波に飲み込まれていきました。
日常空間では一時的な気分転換しかできなかった。
最低限の家事と育児しかできない私。誰にも会いたくなくて、電話に出られないことも珍しいことではありませんでした。
そんな私を見かねて、実家の家族が長男の面倒を見にきてくれることに。時々のことでしたが、肩の荷が下りる時間ができました。
しかし、いつも悩んでいる日常空間の中での休息にすぎず、長男の声が聞こえると気になってしまい、気分転換できるのはごく短時間だけでした。
実家の家族が帰ってしまったら、また元の日常に。育児ノイローゼの状態のままでした。
その後長男が小学生になり、育児が楽になってきた時、次男が生まれました。
新しい命を迎え、今度こそ立派なママになろうと決意しましたが、すぐに長男の時と同じ様な状態に。そんな自分に嫌気がさし、落ち込む日々が再びやってきたのです。
このままじゃダメだ! 「そうだ!映画館に行こう!」

そう考えていた時、「自分の好きなことをやろう!」とひらめきました。

私は若い頃から映画を観ることが好きで、子育て中もずっと映画館で映画を観たいと思っていました。

探してみると、深夜まで営業している映画館もあり、私は一週間に一度映画を観ることをノルマにしました。自分に変化が生まれるまできちんと継続したいと考えたためです。
実際に映画館に行くと、待合スペースはとても活気にあふれていました。そういう空間の中に身を置くと、私も独身時代の若い頃に戻ったように感じました。
Photo by ゆうちゃん in August 18, 2019
好きなことをしていたら、優しい自分に戻れた!

Photo by ゆうちゃん in August 18, 2019
よく夫婦ゲンカをしていましたが、ケンカの回数も減少。映画で効果的な気分転換ができるため、こどもたちとの時間も楽しめる様に変化しました。
自分が好きなことをしているので、家族の自由過ぎる言動にもストレスを感じません。イライラすることが減って、穏やかで優しい自分に戻れました。
主婦が明るく笑顔で過ごすことで、家庭が明るくなり家族みんなもしあわせになる・・・私は自分の経験からそう感じました。
ひとりのしあわせは、家庭の中で家族みんなに循環していきます。
好きなことをして、生きる喜びを思い出すことができた!
育児に悩み引きこもり主婦になった私は、生きる喜びを日常に見出せずとても苦しい日々を送っていました。
周囲の人に迷惑をかけてはいけない、わがままを言ってはいけない・・・そう思い込み、家族に助けてほしいとSOSも出せませんでした。
しかし、好きな映画鑑賞をすることで、私はとても気分転換できました。好きなことをしている満足感で気持ちが潤い、子育てや家事を楽しめる様になり、生きる喜びを思い出しました。
楽しい時間は、自分を笑顔にする「必要時間」。
自分の経験から、育児や家事や介護を日々がんばっておられる主婦のみなさまに、自分らしくあるための自由時間を持たれることをおすすめしたいです。
夫婦問題・家族問題・貧困・うつ病・過食症・発達障害等、いろいろ経験してきました。
人生のどん底を経験しましたが、そこからの復活のカギは「自分を愛する」でした。
自分が楽しいこと・うれしいこと・やりたいことが最優先、ワタシファーストで生きています。