整形メイクはもういらない!自分に自信をつけたければ筋トレをしよう!!

しろこ
岐阜市出身、岐阜市在住です。趣味は、筋力トレーニングです。観察力、洞察力が自慢です。私は、アルバイトでパーソナルトレーナーの仕事もかけもちしているのですが、その人の良いところをみつけたり、その人のやる気になる言葉、勇気づけ、トレーニングの最終目標を目指していっしょに走ることが得意です。
36歳のOLのしろこといいます。私は今、本当の意味で生き生きと充実した毎日を暮らしています。

いわゆる巷でいう「お金もあって容姿も優れていて、友達にも恋人にも恵まれているリア充」というのとは少し違います。

あるものに出会って、自分に自信をつけ、どんなことにも折れない心を身に着けることができるようになりました。

おおげさですが、お金や美貌以上に尊いものを手にした私の人生について少しお話させてください。

そのあるものとは、「トレーニング」です。



人と比べることでしか「正解」が見出せなかった私


私は、トレーニングに出会うまでは、本当にネガティブで、とにかく自分に自信が人と比べてばかりいました。それは、見た目だけでなく、性格も仕事における成果も含め全てです。

それが顕著になったのは32歳の時。言ってみれば、私を構成するもの全てに自信が持てなくなっていたといっても過言ではありません。

長年の自分の自信のなさや、そこから引き起こされる悪い結果(仕事のミス、人間関係の亀裂、恋人への依存からの失恋)から、ストレスをため込み、眠れない日々が続くようになりました。

そしてさらには日常生活に支障をきたすまでになっていきました。

具体的にどんなことかというと、当時、私は知り合い何人かとルームシェアをしておりました。

たまたまルームメイト達と生活習慣の違いや地方によって異なる料理についての話になりました。

普段なら、その違いを楽しんだり笑いあったりできていたのが、洗濯の仕方、お米の炊き方などなど、これまで約10年、自分で当然にやってきたことが急に、「このやり方でいいのだろうか、他のルームメイトと手順が違う・・・・」と思ったら不安になり何もできなくなってしまったのです。

また、メディアにあふれる美容の情報に翻弄もされるようになりました。

歳を重ねてもスリムできれいでいなければならない、という強迫観念のようなものも強くなっていって、いつでもスタイルの良く見える洋服に、つけまつげと濃いメイクで武装していたのでした。

そうでもしていないと部屋から一歩も出れないという状態に陥ってしまったのです。

自分の積み上げてきたものを一度崩して、新たに完璧なものを作り上げようと努力した日々


さすがにこれではまずい!と、まず私が始めたことは日常生活の小さなことひとつひとつを見直すことでした。

ネットでその道のプロが書いている記事で「正しい洗濯の仕方」「料理の下処理の仕方」「掃除の仕方」などありとあらゆるものを調べ、正しい手順で行うことを始めました。

また、それにとどまらず、人間関係を円滑にするためのコミュニケーションの方法や「愛されるメイク」など徹底的に「正しいもの」を求めて勉強を重ねていきました。

完璧になれば、物事はうまくいくし、人から愛される。そう信じていました。

思い返せば、私は高校受験、大学受験、就職。親が喜ぶような進路をいつも選んできたのにその先にはいつも報われない気持ちしかありませんでした。

恋愛も、美人でないことがコンプレックスでいつも人と比べてばかりいて、気づくと美人の友人をねたんでいました。

もちろん、親の喜ぶような進路を歩むことも、美人の友達をねたむことも、意味のないことですし、問題の解決にならないことはずっと前からわかっていました。

自分の望む生き方をしてこそ、自分にも他人にも優しくでき、いわゆる満足する幸せな生き方ができる。そのことを知りながらも、自信がないので完璧な答えを求めて、自分自身が完璧になってから踏み出そうと思っていたのです。

日常生活というのは意識してみると実に様々なことを行っており、朝のごみ捨てから部屋の掃除、洗濯、家事、仕事、人間関係、趣味。これらを完璧にこなすのは当然無理でした。

やがて私は疲れ果ててしまいました。

以前は、信じていたものが違っていたことで自信をなくし、物事に手をつけられなくなっていたのですが、今度は、完璧にできないことにいら立ちや自信を喪失し、更に何もできなくなるという状態になってしまいました。

ちょっとしたきっかけで出会ったトレーニングが人生を変えた


トレーニングとの出会い。

それは、当時付き合っていた彼に急にフラれてしまい、予定していたデートがなくなってしまったことが始まりでした。

暇なのでスポーツジムに通って、始めたのが筋力トレーニングでした。

はじめは嫌なことを忘れるためにがむしゃらに走ったり筋トレをしたりの毎日でしたが、トレーニングをすることで体がひきしまり、思考がすっきりし、お腹の底からハキハキと話せるようになったことに気づきました。

トレーニング漬けの日々からの変化


トレーニングをすることで、一つのことに集中するということ、鍛えることで必ず体は変わるという事を身をもって知ることができました。

自分の頑張りが目に見えてわかるので「頑張ってるのに効果が出ない」などの虚しさはなく、それが自信となって表れてきたのです。

また、さぼったらさぼったで、それもまた体にあらわれてきます。昔の私なら「さぼった私はだめなやつだ、何をやっても長続きしない自分が悪いんだ」と自分を責めていました。

しかし今は「辛いときは思い切って次のトレーニングの日に効果が出せるようしっかり休息の時間をもとう」と自分に寛容になることができ、3日坊主の私が何年もトレーニングを続けることが出来たのです。

良い意味で、「手を抜く」という感覚が分かるようになり、仕事においても人間関係においても「完璧を求めない」ということが感覚で分かるようになりました。

また、たくさん汗をかいてお水を飲むようになったからか便通がよくなり、これまで病院通いをしていたのが一気に解消され、嘘みたいに私の体の不調が消えていったのは驚きでした。

今ではトレーニング仲間もふえ、心から信頼できるトレーナーさんにも出会えたのも大きいですね。

食生活の改善も行い、自分の体と向き合うことで常に心身ともに健康な状態が保てるようになり、肌ツヤも良くなってきました。

メイクも以前では考えられないほどナチュラルメイクになり、瞼に負担をかけるつけまつげとはさよならしました。

自分は自分でいい、こう強く思えるようになったのです。

まとめ


皆さんの中にも、自信をつけたい、どんなことにも揺るがない自分になりたい、という願望を持っている方は沢山いらっしゃると思います。

そして、自信をつけるために、メイクや整形、自分に磨きに限界があるということにもそろそろ気づき始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

メイクや自分磨きも、それが糧となって自分に自信をもたらしてくれるものであればいいのですが、それが負担になったり、いつも足りない、という気持ちがあるのなら、それらはあなたにもはや自信を与えてくれるものではないのかもしれません。

どんなことにも揺るがない人になる為には、自分磨きでは補えない、生い立ち~現在に至るまでの何かしらの原因を克服する必要があるのです。

しかし、それらを自分で克服するのは容易ではありません。場合によっては心理カウンセラーさんや病院に頼ることも必要な場合もあります。

私の場合は、トレーニングと、その支えてくれる仲間によって自信を身に着けることが出来ました。

私自身、まだまだ、自信のない弱い自分が顔を出すことがありますが、そんな弱い自分にも優しく末永くお付き合いしていこうと思っています。

皆さんも、本当の意味での自信を身に着けたければ、ぜひ騙されたと思って一度トレーニングを始めてみてください。絶対に人生変わります。